僕と政治。
2019年7月に第25回参議院選挙が行われました。
今回は、その選挙期間で僕自身にあった変化を書いていきます。
というのも、この期間で政治に関して関心をもったからです。
僕は今まで何気なく選挙に行っていました。
選挙があれば、根拠もなく「いいな」という人に投票するだけでした。
そんな僕が初めて政治に関心をもち、そして意志をもって投票しました。
このタイミングで政治について考える機会に巡り合えたこと、このきっかけを書いておきたいと思います。
僕が政治に対して興味を持ち始めたきっかけは、幼馴染のSNS投稿でした。
なにやら幼馴染が政治に関連する発言・発信を頻繁にしている。
それが発端でした。
政治的な発言に皆さんはどのような印象を持たれているのでしょうか??
僕は心なしか、そのような発言に抵抗を感じていました。
それは何故かを考えました。
理由は、2つあります。
- 当事者意識に欠けるから
政治と自分の関係性がいまいちはっきりとしない、何か他人事に感じてしまう自分がいるから発言には至らない。 - 第3者と距離を創るかもしれないから
政治的を発言をすることで他者と知らずのうちに距離が生まれることを考えてしまうから。
理由は、主にこの2つだと考えました。
彼のSNSツイートの1つに、とても印象的な言葉がありました。
それを引用します。
【「アイツとは距離を置こう」だったり失うものないわけじゃないけど、それ以上にどうしても守らないといけないものがあるから。】
自分にはない勇気、そして強い想いをこのツイートから感じました。
幼馴染がこんな想いをもって実際に動いている。
気が付けば自分も色々調べていました。
彼のリツイートや政治に関する情報、歴史、映画、動画、街頭演説、見るようになりました。
新聞記者、本物のジャーナリストにめぐり会い、お話する機会も頂きました。
政治を通して、色んな価値観の人と出会えたり、考え方に触れることができました。
7月21日(日)の投票日までの2週間、そのような日々を過ごしました。
この2週間という時間を過ごして、新しい気づきがありました。
それは、政治・すべては他人事ではないということです。
政治とは、自分の意志をもって周囲に働きかけること、だと僕は考えました。
それは良い悪い関係なく、自分が起こす行動そのものが政治だと思います。
毎日自分が起こす行動ひとつひとつに注目しても、それは政治に関係していると僕は考えます。
ゴミのポイ捨て、近所付き合い、挨拶などなど。
一人一人の行動の積み重ねが気づけば大きな問題にもなってしまうし、人を助ける大きなファインプレーにも繋がっていると僕は思います。
しかしながら、自分自身もなんだけど「大きな問題と自分は関係ないこと」と分けて考えてしまっている部分があると感じます。
だから自分一人がやったところで仕方がない、と捉えてしまう時も正直多いです。
でも、それは違うと僕はこれから信じて生きたいです。
自分が行動に起こし、仲間と続けるから大きなことが起こせると考えます。
良いことも悪いことも小さい積み重ねでしかないことが本質だと思います。
まず自分がやり始めるから価値があるんだと思える、そんな世の中であってほしいです。
かといっても自分が全ての問題を解決することは難しい話ですし、その都度課題を自分ごととして認識することは精神的にもタフだと思います。
だから、最低限のモラルを持った上で、それぞれがそれぞれの意志の元、自分の役割を果たすことが大切だと考えます。
僕の今後のアクションプランとしては、継続的にこのようにブログなどで自分の意見を発信することです。
今回は幼馴染から影響を受ける側で、何も自分の意見を発信することはありませんでした。
しかし幼馴染の彼のように周囲に働きかけれる勇者が自分のそばにいてくれたから、気づけたこともたくさんあったことは事実です。
政治について考えるきっかけをもらえて、感謝しています。
だから今度は自分が自分の考えを発信する番です。
ー草野吉耶