「越境ことはじめ」への思い
「越境ことはじめ」の企画書を見た時、僕は社会人と成る以前にメンバーのざわけんとマルコス3人でこれからの将来について語り合ったことを思い出しました。
様々な側面で限界を迎えつつある社会のシステムや自然環境の現状、タイムリミットも着実に近づいている。
もしかしたらすぐに動き出さないと取り返しがつかないかもしれない。
多少の焦りも無きにしも非ず、これからどう生きていくか不鮮明な面も抱きながら、僕は社会人となりました。
そしてコロナウイルスが日本を襲い、多くの機能が麻痺する中「越境ことはじめ」の企画を共有してもらいました。
読んでみて多くの人が救われるのではないかと、心からことを起こす意義と希望を感じたことを今でも覚えています。
発起人である大澤の言葉に
「heal(癒し)とwhole(全体性)は同語源だ。私たちには線引きに溢れたこの社会が、全体性の回復のための癒しを求め悲痛な叫びをあげているように思えてならない。」
という文章があります。
僕は自分のあり方ひとつをとって考えても、キャラや役割などの「〇〇な私」に切り分け抑圧するのではなく、whole(全体性)である「まるごとの自分」をリスペクト(かえりみる)することが心の豊かさに繋がると確信しています。
愉快なところも、慎重なところも、ドジなところも、全部自分で色んな自分がいる。
決して、他者と比べたり仲間外れにはせず、まるごとを生きてほしいと心の底から願っています。
これは自分自身にもですし、自分の周りにいる人にもです。
境界線と向き合う「越境ことはじめ」をはじめるにあたり、僕自身も自分にとって切実な問題から線引きや境界線に気づき、向き合い、まるごとの自分で超えていく。
そういった越境する姿勢を大切にできる人でありたいし、そういった輪を広げていきたいです。
最後になりますが、本企画が生まれた背景にある様々な方との縁や支え、その繋がりを胸にこれからもみなさんと社会に問いかけていきたいと思っています。「越境ことはじめ」をよろしくお願いします。
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草野吉耶