超素直
「素直」を大切にする。
僕がいろんな場所へ行って、いろんな人と会って大事にしたいと感じたマインドは「素直」だった。
今回は、そんな「素直」について。
僕が塩尻市へ行った時の話である。
現場では4つのグランドルールを設けられていた。
画像にあるように、グランドルールはあいさつ・メモメモメモメモ・超素直・知ったかぶりをしない(わからないことはすぐ聞く)である。
僕は、この4つの中で特に「超素直」から学びを得た。
「超素直」で、気づかされたことは2つあった。
1つ目は、自分が素直でいるか。
2つ目は、素直さがもたらすこと。
これからも新しい考え方、体験に出会うであろうが、この2つの学びは自分の心を豊かにしてくれると感じた。
どんな気づきだったのか記録として残しておきたい。
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自分が素直か。
素直さがもたらすこと。
毎日毎朝、この4つのグランドルールを読み上げて現場に向かう。
そのうちの1つ、「超素直」っていうグランドルール。
そのグランドルールが何故か自分自身を客観視させてくれた。
素直になれていない瞬間、はっと気付かされる。
「あ、今の自分は素直じゃないな。」
そんな瞬間が生活を送っていく中である。
自分自身が一番わかるはずだ。
素直に「おめでとう」と応援できる。
素直に「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えれる。
素直に自分の意見を発信できる。
素直に相手の意見を受け入れられる。
自分はそんな人間でありたい。
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塩尻市ではいろんなことがあった。
後に恩師となる人に自分は出会ったのだが、その人の指摘は鋭かった。
「意図は何?」
当時の僕は、答えられなかったり自分の意見ではなく皆が納得するようなきれいな意見で場を凌いでいた。
そんな日は、すごく自分に後ろめたさが残る。
思ってもいないことを発するというには、しんどいことだ。
自分が自分ではないかのような感覚である。
相手の顔色を窺って自分の意見を捻じ曲げたりする時、素直ではなくなる。
自分が学んだこととして、それっていうのは何も進展しない上、何も生み出さないということだった。
その反省を生かして、次からは自分の感じたこと・思いを素直に発することを徹底した。
良い感じだった。
自分の心も会話の質も最高であった。
素直さが自分らしさを最大限に引き出してくれる。
「超素直」をグランドルールという形で設けることで全ての人が自分の意見をもつことができ、デスカッションは円滑に動いていた。
自分の意見を受け入れてくれると信頼できたときに、自分の思いを発信できた。
人は周囲の安全が保障されていないと、素直でいられないんだと感じた。
「超素直」は、そんな環境をつくるためのグランドルールであった。
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自分達がプロジェクトなどチームで物事を動かす時に、素直でいられない人がいることは良くない。
素直に皆が自分の意見を発信することが、すごく大事なんだ。
人それぞれ、生きてきた場所も時間も人も誰一人として同じ人なんていない。
だから価値観もそれぞれ違う。
そんな人達が出会って共に考える点に価値がある。
だから素直に自分の意見を発信して、素直に相手の意見を受け入れる。
そして人の意見を否定しないこと。
そんな姿勢を貫いていきたい‼
素直に「おめでとう」と応援できる。
素直に「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えれる。
素直に自分の意見を発信できる。
素直に相手の意見を受け入れられる。
自分はそんな人間でになる。
草野吉耶