yoshiyanoblog

滋賀県出身の社会人による備忘録。

相手に伝えるつもりで〇〇

他者に伝えるつもりで〇〇

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    今回は「他者に伝えるつもりで〇〇」というテーマです。〇〇には何が入るかというと動詞です。動詞が入ります。例えば、「書く」です。今年になって新しい学び方を知り、実行してきたので記録に残しておきたいと思います。

 今まで、僕は自分のために勉強、練習をしてきました。今ある自分より少しでもレベルアップすることを目指していました。しかし、2018年の夏にお会いした山田崇さんにこんなことを言われました。それは僕にとって新しい知見でした。

「誰かに伝えるつもりで、聞いてみ。」

 言われたとおり、早速実行しましたが、これが結構難しい。何故なら、「相手に伝えるため」を意識したからです。人に伝えるということは自分がある程度理解しインプットした上で、自分の言葉でアウトプットすることが求められます。大抵はインプットで終わりですが、誰かに伝えることを意識することで、何が大切なのか、どうまとめるべきかなど、普段とは異なる要素を意識しなくてはなりません。

 

 

 

 

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 ラーニングピラミッドはここ最近では、とてもよく耳にする言葉です。僕たちが普段受けている大学の授業などは講義に当たります。この図からわかるように、定着率はたったの5%です。これは、驚きました。1時間半座って聞いていても、理解できるのは5%ということは、1週間後に覚えていることはワンフレーズくらいでしょうか。言われてみれば、先日行った厚切りジェイソンの講演会も、覚えていることは片手で収まるほどです。受動的であればあるほど、学習の定着率は低いことがわかります。

 しかしながら、人に教えるといった積極的な学習は平均定着率はかなり高いです。人に教えるに限っては90%という値です。根拠となる資料をまだ読めていませんが、自身の実体験からしても、自分が積極的にアウトプットしたりしたことの方が明確に覚えています。だから、幼少期に大好きだった砂団子づくりのやり方も今だに覚えています。僕がアメリカンフットボールで教えている時の光景も、思い返せます。

 僕自身、いかに自分からアウトプットすることが大事なのかがわかりました。今回のテーマの発端である「誰かに伝えるつもりで、聞いてみ。」という言葉の背景には、アウトプットしながら聞くことがポイントであったのかと感じます。

 

 

 

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 僕が普段ブログを書く上で意識していることは、生活の中でインプットしたことを皆様にも理解できるよう自分の言葉でアウトプットすることと、一度言語化することで自分が納得しているか否かを確認することです。ブログ自体も積極的な学習に含まれると思います。さらに相手に伝えるつもりでまとめることで理解も深められると推測しています。これが狙いです。

 

 

 

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   僕が最近知った精神科医の樺沢紫苑氏は脳科学を元に、こんなことを言っています。

「3割のインプット、7割のアウトプット」

 これはインプットしたことを自分のリソースとするための比率です。僕は、この情報に驚きを隠せません。「7割のアウトプットは多くない?!」というのが、率直な自分の思いです。実際、今の自分の比率は真反対の

「7割のインプット、3割のアウトプット」

くらいです。アウトプットする場面としては、多くはなくインプットの方が遥かに多いです。

 ブログもまとめるのにかなりの時間を要するので、自分なりにどうすれば日々爆速でアウトプットして知識や知恵を自分のリソースとして組み込めるのか、模索していきます。また自分の体験を元に、発見があればまとめていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

ー草野吉耶