誰だって誰かのヒーロー。
誰だって誰かのヒーロー。
意思決定していること。
何に時間を割くか。
自然と私たち。
春に行った旅のお話。
講演にて紹介された、人間活動の肥大化による環境問題(海洋プラスチック・生物多様性・気候変動悪化など)の数々。
「私はこう思う」などご意見をお持ちの方、是非コメント等、お待ちしております。
インプット・アウトプット
参考資料swingroot.com
アイランドホッピングの旅。
じっくりとあること。
自分と向き合ってくれる人が傍に居てくれることが、どれだけ尊いことなんだろうか。
自分の場合、その存在がお祖父ちゃんだったり、山田さんだったりした。
対等な対話をじっくり行うことで、初めて自分との対話も生まれてた。
お祖父ちゃんが小さい頃の僕にじっくりと時間を割いてくれていたことを思い出して、今では本当に有難いと感謝している。
でも二人は決して、僕に何か知見を教えたりすることは無かった。
ただ単に、僕が頭で内省した言葉を待っていただけだった。
でもその瞬間は本当に貴重な時間であった。
そして、その時間が自分との対話を生み『何故なんだろう?』と問うことを頑張れた。
その時の、二人のまなざしを今でも覚えている。
怖かったけど、なにか優しい顔をしていたと思う。
答えは自分の中にある。
二人はそれを教えてくれてた。
自分で考えて、気づくこと。
それがまるごとの自分を生きることに繋がる一歩だと思う。
僕は今の効率を求めるすぎる社会に疑問を感じる。
もっとじっくり在りたいし、その中で育まれるものを大切にできる世界を皆んなと創りたいんだ。
草野吉耶
地元を知ること。
『地元の人が地元のことを知らない』
今の自分を突き動かすきっかけとなった言葉。
この言葉を聞いた時、僕にとって大きなアイデンティティである地元『滋賀』は一体何だろう、と考えるようになった。
この時、初めて自分が滋賀のことを知らないことに、気がついた。
滋賀はどんな場所なのか、どんな文化があるのか、どんな人がどんな想いで生きているのか、今どんな課題があるのか。
気付けば現場に足を運び触れ合い、同じ時間を過ごしていた。
この想いを抱いてから、地元で生きる人との交流は幼少期を思い出すくらい新鮮だった。
こんな背景があるのか、こんな繋がりがあるのか、こんな知恵があるのか。
新しい発見が小さなことでも本当に面白い。
それらの過程で、地元『滋賀』は僕に自分と世界が繋がっていることを改めて教えてくれた。
それは人や文化、技術、思想、経済、政治などの歴史的な側面の繋がりだった。
だから僕は人生で初めて、歴史に純粋な好奇心で接し、ある種一人の当事者意識も持ちながら学ぶようになった。
その時間がなんだか楽しかった。
そして僕の好奇心は地元から日本、日本から世界へと大きく広がっていた。
今年はアジアをまわり、いろんな境遇の人と出会い対話し、その国の歴史や背景を知った。
それらの国と地元は気づかなくても何処かで繋がりがあり、我々の何気無い生活に溶け込んでいることを実感するようになっていた。
過去を生きてきた先人達の礎があり、今自分が存在していることが有難くて、心から尊く思います。
歴史と現在を知る中で込み上げてくる、社会に対して抱く疑問や違和感。
そして将来、実現したい世界観。
そのギャップを埋めるために今、色んな方から学ばせていただいています。
今ここにいる自分に何ができるのか?
常に自分と向き合い、時には立ち止まりながら、行動に移し、挑戦していく。
そんな営みを繰り返していきます。
ー草野吉耶